本日は2020年6月3日。小生が住む北九州市では、この1週間というもの、連日のようにコロナウイルス陽性患者が発生。不要不急の外出自粛、県をまたいでの移動自粛を余儀なくされ、悶々とした「巣ごもり生活」が続いている。
あれこれ愚痴をこぼしても仕方がないので、夏の山歩きの小道具を準備することにした。
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下山後の着替えのために
盛夏の季節に下山したばかりの姿は、あまり見ていただきたくない。根っからの汗かきゆえ、ウェア、帽子、首に巻いたタオル、ザック等、全てがびしょ濡れ状態。おまけに鼻をつくようなアンモニア臭までも漂ってくる。頬のあたりに触れてみると、ざらざらとした粉のようなものが指に触れる。汗が乾いて塩になっているのだ。
目の前に渓流でもあるのなら飛び込みたいところだが、そんな恵まれた登山口など、なかなかあるものではない。よって「暑い、臭い、気持ち悪い」の三重苦に毎度悩まされる。この数年温暖化が進み、下山口での汗処理がますます気になるようになった。
全身を隠してくれるマント
何はともあれ汗臭い体を拭いてさっぱりとし、乾いた清潔な衣服に着替えたい。いつもは乾いたタオルで体を拭き、シャツを着替えるだけなので、下半身はそのままだ。そこで、今年は新兵器(?)を使い始めるようになった。
「クイックマント」(出典:モンベル)
この商品「クイックマント」(モンベル社)は、ポンチョのように頭からかぶると、首から下をすっぽりと覆うことができるという代物(丈160cm)。ほどよい厚みのコットン地なので、外から透けて見えることはない。
足元にビニールシートを敷き、登山靴とソックスを脱ぎ上にのる。マント内側の大きなカンガルーポケットにアンダーウェアを入れられるので、人目を気にせず着替えができる。
首のギャザー部をそのまま頭上まで持ち上げれば、Tシャツなども不自由なく着替えられる余裕のある大きさなのもありがたい。
先日近くの山に出かけた時に、初めて使ってみた。辺りに人の姿が見えなかったので、これ幸いとマント内で全て脱ぎ捨て、体を拭いてみる。初めて全裸になった時は複雑な心境だったが、周囲を気にせず、心ゆくまで汗をぬぐえる快感はこの上ない。
濡れタオルが用意できない時のために、介護用のウェットタオルも買ってみた。大判(30cm×20cm)で厚みがあり、安価(300円程度)なものを試しに購入。
温泉に直行する時は、カーシートカバー
下山口で着替えず、そのまま近くの温泉に直行する時は、同じくモンベル社の「カーシートカバー」を愛用している。
安価なブルーシートでも代替可能だが、手足を動かす運転席ではシートが滑って気になるため、シートにしっかり取り付けられるこの商品を数年前に購入。3800円(税抜き)は高いと思ったが、酔った勢いでクリックしていた。
背面にゴム輪状の取付テープが2本、バックル付の取付テープが1本縫い付けられており、シートの上からかぶせて、広げるだけでセット可能。使用しない時は付属のスタッフバッグに畳んで入れ、ダッシュボードに放り込んでいる。
ハッカ油スプレーとパワー森林香 ~全方位型防虫対策~
夏山の防虫対策は、ヤブ蚊にはハッカ油スプレー(自作)、ブヨ、アブには防虫線香「パワー森林香」を使用している。これらについては、既に記事をアップしているので、ご参考までに。
※ 夏山の防虫対策についての過去記事 >「パワー森林香」、最強(?)虫除け線香を試してみる