※ 本稿は2018年5月25日に書いた記事を、6月15日にアップしたものです。
目次
スロージョギングの周回数を数えるのが面倒である
ウォークマンWシリーズ(ヘッドフォン一体型)で、好みの音楽を流しながら取り組むことも増えてきた。
走るときにはだいたいはロック・ミュージックを聴いている。……(中略)……走るリズムにあわせることを考えると、伴奏音楽としてはロックがいちばん好ましいような気がする。レッド・ホット・チリ・ペッパーズやら、ゴリラズやら、ベックやら、あるいはクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、ビーチボーイズといった古い音楽。できるだけシンプルなリズムのものが好ましい。
ネットで情報収集してみると……
【ネットで紹介されていた周回数を数える方法】
1 指を折って数える。
2 輪ゴムを使用する:左手首に巻いている輪ゴムを外し、右手首に移す。
3 予め1周のタイムを計っておき、合計タイムから類推する(割り算をするのか?)
4 数取器やデジタルカウンター(100円ショップで売っているらしい)を使う。
1の「指を折って数える」のは、指を固定したまま走らなければならず、窮屈である。たとえば「13」という数字を指で示して走るとどうなるか、実行すると結構複雑な気持ちになる。
2の「輪ゴムを移す」こともやってみたが、1周ごとに輪ゴムを外す→まき直すという作業が面倒である。
3は、走りながら割り算で周回数を計算することが負担で、楽しく走れない。
ということで、数を数える専用ツールを使うのが一番楽でよさそうである。試しに数取器を左手に持って試してみる。確かに専用ツールだけあって、ただ押すだけで数が表示されるという単純明快さは素晴らしい。だが、手のひらに収まるとは言え、長時間保持するにはやはり大きくてそれなりに重い。
100円ショップで「デジタル・カウンター」なるものが発売されているとの情報もあったが、壊れやすくて、初期不良品が多いとのこと。どれも、帯に短したすきに長しというところか。
球審が所持するインジケーターはどうだろう?
1週間ほど試用したがまぁまぁである。参考までに、小生の使い方を紹介しておく。
●0~9周まで:一番下の「SCORE」(得点)ダイヤルが「0~9」まで表示可能。
●10周~49周まで:一番上の「Ball」ダイヤルに10の位表示を割り当て、「SCORE」ダイヤルに1の位表示を割り当てる。画面は、12周を走り終えたことを示す。
「空白」と「沈黙」の中を走ることは、「なかなか素敵なこと」らしい
この問いに、村上春樹氏は次のように答えている。
僕は走りながら、ただ走っている。僕は原則的には空白の中を走っている。逆の言い方をすれば、空白を獲得するために走っている、ということかもしれない。
……(略)……僕はホームメードのこぢんまりとした空白の中を、なつかしい沈黙の中をただ走り続けている。それはなかなか素敵なことなのだ。誰がなんと言おうと。