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シニアの家めし(20) 大量の洗い物発生! 水切りカゴを使わない食器洗いに挑戦

投稿日:2019年7月23日 更新日:

目次

大量の洗い物発生!

汚れた食器

この写真はわが家のものではありません。

※ 本シリーズの前回の記事はこちら >シニアの家めし(19) 味噌汁をいかにして簡単につくるか

 この1~2日、忙しさにかまけてしまい、汚れた食器を洗っていない。キッチンのシンクには使用済みの食器がうずたかく積まれており、見るのもおぞましい気分であった。

 昨日からやっとゆとりができ、意を決して洗い物に取りかかろうとするのだが、モチベーションが上がらない。汚れ物の量が多すぎて、水切りカゴに入りきれないのだ。

 

水切りのカゴの不便な点

水切りカゴ

 考えてみると、水切りカゴは少量の洗い物を毎食後処理するのには便利だが、いろいろと不便な点も多い。

  • 少し洗い物が増えると、洗った食器が入りきれない。
  • カゴに水がたまり、ぬめる、汚れる、カビがはえる。
  • こんもりと積まれた食器から、特定の食器を「そろりそろり」と選び出すのに神経をつかう。
  • 水切りカゴがキッチンに置かれてあると、邪魔で目ざわり。作業スペースも狭くなる。

 わが家には一応食洗機もあって、カミさんはそちらを主に使っているようだが、いちいち洗い物をセットする手間が面倒である。洗う食器の数が増えれば、二度洗いしなくてはならない。

 気温の高い夏でもあるし、小生としては一気に手洗いで片付けたい。

 

水切りカゴなしの食器洗いに挑戦

 同じ悩みを抱える人はいるはずだと、GoogleとYoutubeで事例を検索してみると、あるある‥‥。「水切りカゴなし」生活の方は、結構いらっしゃる。いくつかのサイトや動画を参考に、小生もカゴなしの食器洗いをやってみることにした。

シンクの上に広げたバスタオル

幅40cm、長さ120cmのバスタオルを二つ折りにして、シンクの横に敷いてみた。

 水切りカゴを使わない方々が主に取り入れている方法は、吸水性の高い、厚地で大きめの布をシンクに広げ、この上に洗い終えた皿やコップをのせていくというもの。布は速乾性に優れたもの(麻等)であれば、なお良いとのこと。

 厚地で大きめで吸水性の高い布を探すと、未使用のバスタオルがあった。これを試しに使ってみることにしよう。二つ折りにして広げると、幅40cm、奥行き60cmの食器を置くスペースができあがる。なかなか良さそうである。

 ゆすぎ終えた食器をこの上に伏せて置き、乾かす。箸やカトラリーをうまく使って、完全に伏せた状態にならないようにする。

洗い終えた食器の山

洗い終えた食器の山。かなりため込んでいたことが一目瞭然。

 なるほどスペースが広いので、「置きやすい、探しやすい、取りやすい」三拍子揃っている。余計なことに神経を使わず、洗うことに専念できそうだ。ご覧のとおり、かなりの数の食器を積み重ねることができる。

 ポッドキャスト(”Podcast”) で ”SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI” を聞きながら手を動かしていく。様々な分野の専門家がバーで一杯飲みながら(という設定)、とっておきのトークを繰り広げる、このラジオ番組は好きだったなぁ。ポッドキャストで過去の放送を好きな時に聞けるとは、便利な時代になったものだ。

 全て洗い終え、そのまま30分乾かす。この時間を利用して洗濯に取りかかる(汗)。タイマーが鳴ったら、食器を拭き上げて収納するだけ。コップならコップ、皿は皿だけをひとまとめにして選び、目的の棚に収納していく。これは実に楽であった。

 全ての食器を拭き上げた後には、濡れたバスタオルがシンクに残る。これを脱水し、サンルームのタオル干しにかけておき、夕食後にまた使う。翌朝に洗濯機に放り込めば、お役ご免である。

サンルームに干されたバスタオル

夏なので、サンルームに干しておくとすぐ乾く。

 水切りカゴを使うか使わないかというささいな問題だが、やってみると意外に楽しかった。

 初めてのことに挑戦し、あれこれと工夫しながら試行錯誤を重ねてみる。うまくいけば、ささやかな達成感が味わえるようだ。

◆本シリーズの次の記事はこちら >シニアの家めし(21) 昨年仕込んだ味噌の「味噌開き」 

◆本シリーズの他の記事はこちら シリーズ「シニアの家めし」関連記事へのリンク

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