九州の登山愛好者向け季刊誌『のぼろ』(vol.26 2019年秋号、西日本新聞社発行)に、小生のアンケート回答がほんの少しだけ紹介されている。
記事のタイトルは「くじゅうの紅葉 今年の見ごろは?」、サブタイトルが「紅葉LOVEな登山愛好者4人にアンケート」とあり、小生を含む4人のアンケート回答がまとめられている。
取材依頼のメールが届いたのが8月末。どうやら拙ブログ『シニアを生きる』のくじゅう紅葉山行記事をご覧になっての依頼だろう、と推察。締切が9月2日だったので、急ぎ回答をしたため送信した記憶がある。
※ 昨秋のくじゅう紅葉観賞山行の記事はこちら >
錦繍のくじゅう連山を歩く(1) 燃える三俣山、
錦繍のくじゅう連山を歩く(2) 燃える三俣山、
錦繍のくじゅう連山を歩く(3) 大展望の大船山
アンケートの回答(全文)
数日前に『のぼろ』を購入、「がしん」というハンドルネームを確認し、思わずにんまり‥‥。愛読している雑誌(創刊号から全て購入)に自分の名前を発見するなんて、実に嬉しいものだ。
具体的な内容は『のぼろ』を手に取っていただくとして、せっかく書いた回答なので、ここで全文を紹介させていただくとしよう。
Qは『のぼろ』編集部からの質問、Aは小生の回答である。
Q1: くじゅう連山の紅葉を見に行く際、見頃を予測する独自の目安のようなものはありますか?
A1:三俣山のお鉢、大船山の御池が紅葉のピークを迎えるのが10月20日前後。それから11月第1週ぐらいまでが「見頃」と、過去の経験から勝手に(?)決めています。
これに、「くじゅうウォッチャー」(定期的にくじゅう山行レポを公開されている方々)のWebサイトの情報を参考にさせてもらっています。
中でもよく拝見するのが、永松一郎さんの「ようこそ九重連山へ」のサイト。ほぼ毎週のようにくじゅうを歩き、鮮度の高い情報と美しい写真を公開してくださる有り難いサイトです。
Q2: 毎年、紅葉の時季に必ず登るくじゅう連山の山名、登るルート、お気に入りの紅葉スポットを教えてください。
また、移り行く紅葉の見頃を追うために、登る山の順番などがあればご記入ください。
・ 毎年必ず登る山:三俣山
・ 登るルート: 長者原~スガモリ越~西峰~本峰~北峰~(お鉢の底)~南峰~Ⅳ峰~西峰~スガモリ越~長者原
・ お気に入りのスポット:大鍋(お鉢)の底から見上げる北峰南斜面の紅葉と岩峰、お鉢巡り途中で見下ろす小鍋懸崖を彩る紅葉、
・ くじゅうの紅葉を追って歩きたい夢の順番は、
1 三俣山(お鉢の紅葉)
2 大船山(御池、段原)
3 黒岳
4 大船林道と暮雨の滝の紅葉
5 男池~かくし水間の自然林
大鍋の底から見上げる北峰南斜面の紅葉と岩峰(2018年10月撮影)
Q3: これまでのくじゅうで出合った紅葉の絶景など、思い出に残るエピソードを教えてください。
A3:「くじゅうの紅葉を日帰りで、できるだけ多く楽しめるコースを歩きたい」、友人のこの欲張りなリクエストに応えようと、10年ほど前に歩いたコースです。
牧ノ戸峠駐車場が満杯であると予測し、長者原から臨時バスに揺られ10分で牧ノ戸峠へ。コースは、牧ノ戸峠~沓掛山~扇ヶ鼻分岐~扇ヶ鼻~扇ヶ鼻分岐~くじゅう分れ~北千里浜~スガモリ越~三俣山西峰~本峰~スガモリ越~長者原
このコースの紅葉の見所は、次の3ヶ所、
- 星生山の西斜面の紅葉
沓掛山から扇ヶ鼻分岐までの緩やかな登路。左前方に星生山西斜面の紅葉を眺めながら、のんびり歩きを楽しめます。 - 扇ヶ鼻から眺める肥前ヶ城の西懸崖の紅葉
肥前ヶ城の懸崖を彩る紅葉が圧巻で、息を吞むような美しさでした。友人と時を忘れて飽かず眺めた記憶があります。 - 三俣山本峰から見下ろす大鍋の紅葉
言わずもがなの錦秋の彩り。くじゅう紅葉観賞山行の締めを飾る絶景でした。
好天にも恵まれ、友人から大いに感謝された記憶があります。
肥前ヶ城の西懸崖の紅葉(出典:「ひとり大分探検隊」)
Q4:ずばり今年のくじゅうの紅葉の見頃はいつになるでしょう。独断でけっこうです。あなたの予測を教えて下さい。
A4:前述したように「くじゅうの紅葉の見頃」は、10月20日前後から11月第1週までの期間と決めています。後は晴天と気のおけない仲間が揃った時が、小生の「見頃」となるでしょう。
Q5:今年のくじゅうはどれくらい鮮やかな紅葉が期待できるでしょう。100点満点で何点か、独断予測をお願いします。
A5:予測不能です。
ぼちぼちくじゅう連山の紅葉が色づき始める頃。そろそろ偵察に出かけるとするか。
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