今週は好天に恵まれ、4月中旬なみの気温が続くという。3月7日、春の陽気に誘われ太宰府天満宮に残り梅を見にいくことにした。
北九州を10時に出発。太宰府天満宮は観光客であふれていると聞き、裏山(?)に位置する九州国立博物館に車を駐める。
まずは途中の道の駅で買った幕の内弁当で腹ごしらえ。どうやら同じ考えの方々がいらっしゃるようだ(笑)。
食後のコーヒーまで楽しみエスカレーターと動く歩道で、太宰府天満宮へ向かう。
天満宮裏手の梅園は平日ということもあり、人出は多くない。肝心の梅はすでにピークを過ぎているが、まだ甘い香りがそこここに漂っている。
さて、まだ開花中の梅をゆっくり楽しむとしようか。
歩き疲れたので、150年以上の歴史があるという「お石茶屋」で、梅香茶セット(梅こぶ茶と梅ヶ枝餅)をいただく。筑前三美人の1人お石さん目当てに皇族、詩人、歌人、政治家など数々の著名人が通ったお店だとか。
本殿よりさらに奥に位置する茶屋は、周囲を梅に囲まれ、静かでゆっくりとした時間が流れている。
梅見の次は天神様に参拝。本殿は改修中だったが、それでも多くの観光客が境内を埋めている。韓国からのツアー客が多いようだ。
境内の大楠(くす)、樹齢500年以上だとか。
絵馬を並べた横にたくさんのひょうたんが吊されている。新たな願掛けのたぐいだろうか。
人波にもまれ参道沿いの店で土産の梅ヶ枝餅を購入。今回はカミさん推奨の「かさの家」、行列ができるほどの人気店だ。皮がもちもちでなるほど美味かった。
最後に境内のしだれ梅をもう一度楽しみ、車に乗り込んだ。