山行記録

御前岳~釈迦岳、新緑に染まる縦走路を歩く

投稿日:2023年4月26日 更新日:

御前岳・釈迦岳

 所属するアタック山の会の5月定例山行は、御前岳~釈迦岳縦走。福岡県の標高1位と2位の山頂をつなぐ縦走路を歩き、たっぷりと新緑を味わおうというプラン。

※ 本稿は2023年4月23日の山行記録を、4月26日にアップしたものです。

コースと活動概要

◆コース及び活動概要
※ 山行地図はYAMAPによるもの山行軌跡図(御前岳・釈迦岳)

0940 杣の里渓流公園 ~ 1045 林道出合 ~ 第2登山口 ~ 1139-1221 御前岳(1,209m)~ 1333-1346 釈迦岳(1,230m)~ 1414 矢部越 ~ 1539 杣の里渓流公園

※ 参加メンバー:15名(アタック山の会メンバー、入会希望者3名、がしん)

活動時間(休憩時間) 5時間58分(1時間17分)
活動距離 7.9km
累積標高上り/下り 860m/860m
 カロリー 1,727kcal

 

写真中心の山行メモ

御前岳・釈迦岳

 北九州市を午前6時30分に出発し、杣(そま)のさと渓流公園の駐車場に着いたのが9時30分頃。高速道路を利用しても3時間とは、何とも遠い。特に広川I.C.を流出してからの一般道が長かった。

 それでも天気は快晴。視線を上げると、鼻唄が出そうなほどの青空と新緑だ。山歩きはこうでなくっちゃ。

御前岳・釈迦岳

 先頭を歩くSリーダーの足も軽やかだ。

御前岳・釈迦岳

 御前岳山頂までは約2時間。前半は渓流沿いの登山道を進み、何度か渡渉しながら谷を詰めていく。第2登山口からの後半は、標高差300m超の尾根登りとなる。

 最初は普通の登山道。

御前岳・釈迦岳

 しばらく歩くと登山道は渓流に沿うようになり、何度か渡渉を重ねながら高度を上げていく。

御前岳・釈迦岳

 橋などないため、適当な岩を伝い渡っていく。

御前岳・釈迦岳

 豊かな自然が育んだ清流を眺めながら歩く。いい気分だ。

御前岳・釈迦岳

 渓流に別れを告げ、よく手入れされた杉林に入ると林道が近い。

御前岳・釈迦岳

 上方の視界が開けてきた。

御前岳・釈迦岳

 林道を100mほど左に進むと第2登山口だ。

御前岳・釈迦岳

 道標も設置されているので、第2登山口はすぐ分かる。

御前岳・釈迦岳

さぁ、ここから先は標高差300m超の尾根登りだ。山頂直下は急登なので、心せねば。

御前岳・釈迦岳

 ハシゴ登りあり、

御前岳・釈迦岳

 岩場登りあり、

御前岳・釈迦岳

 切れ落ちた崖をトラバースして進む。

御前岳・釈迦岳

 呼吸が乱れたら、新緑やしゃくなげに目をやり一呼吸。

御前岳・釈迦岳

 ホッとするねぇ。

御前岳・釈迦岳

 最後の岩場をふん張ると、

御前岳・釈迦岳

 一気に展望が開け、

御前岳・釈迦岳

 11時39分、御前岳山頂に到着! 登山口から約2時間だ。 

御前岳・釈迦岳

 空がかすんでいるため明瞭ではないが、阿蘇、くじゅう連山、雲仙普賢岳、英彦山‥‥と、見知った山容が確認できる。

 ここで展望を味わいながら昼食をとり、その後、釈迦岳への縦走を楽しむことにしよう。

御前岳・釈迦岳

 釈迦岳への1時間余りの稜線歩きは、実に楽しかった。縦走路の両側には、芽吹いたばかりの新緑がこれでもかと続き、

御前岳・釈迦岳

 時折、ミツバツツジのピンクが彩りを添えてくれる。

御前岳・釈迦岳

 一つ一つの若芽をじっくり眺めると、精一杯成長しようとする健気(けなげ)ささえ感じてしまう。

御前岳・釈迦岳

 やがて岩場が現れ、

御前岳・釈迦岳

 小ピークに立つと、鋭くそびえる釈迦岳が姿を現す。「あのてっぺんに登るんですかぁ!」と、入会希望者から驚きの声。

御前岳・釈迦岳

 さぁ、ここから気合いを入れて登りますよ。山頂を見上げながら急登を進み、

御前岳・釈迦岳

 山頂直下の岩場に乗り上がり、

御前岳・釈迦岳

 最後の長い鎖場を両手両足でよじっていく。

御前岳・釈迦岳

 リーダーの「頂上に到着!」の声を聞き、ペースが上がる。

御前岳・釈迦岳

 13時33分、釈迦岳山頂着。おなじみの釈迦座像が出迎えてくれる。

御前岳・釈迦岳

 「山頂に釈迦像があるから、釈迦岳という山名のようです」と話した小生に、
 「仏像があるから釈迦岳やろうか? 釈迦岳という山名なので像を置いたんやろうか?」とNさん。

 卵が先か鶏が先かのような質問だ。帰宅して調べると、山伏が修行のための釈迦像を置いたのが由来だとか。ただし、この石像が当初のものかは定かではない。

 向こうから「男前やのぉ。若い頃の俺にそっくりやん」とK氏。対応する者は皆無だ。

御前岳・釈迦岳

 時間の都合で普賢岳はカットし、そのまま下山することとなる。展望を楽しめないのが残念だが、仕方あるまい。

 山頂から矢部越に向かう登山道を下っていく。新緑が萌える森に飛び込んでいくような感覚になる。

御前岳・釈迦岳

 約30分弱で矢部越登山口に到着。ここから右をとり、西に下っていく。どうやらキツネノカミソリの群生地があるようだ。

御前岳・釈迦岳

 少し下ると、辺り一面はキツネノカミソリだらけ。

御前岳・釈迦岳

 こりゃ凄い! 7月下旬に訪れたら、オレンジ色の花で埋まっていることだろう。

御前岳・釈迦岳

 舗装道(林道)を3回横切ると、まもなく渓流の音が聞こえてくる。

御前岳・釈迦岳

 最後の1時間は、御前岳登山口へと続く林道をのんびり歩いて戻るだけである。

 舗装道を歩きながら、この御前・釈迦周回コースの魅力を考えてみた。

 小生が思うこのコースの魅力は、①豊かな自然(渓流、自然林の豊かさ、早春のマンサク、春の新緑、夏のオオキツネノカミソリ等)、②山頂直下の岩登りの面白さ、③福岡県最高峰からの展望、④御前~釈迦間の稜線歩きの楽しさ、という点にある。

 魅力満載のいいコースだと思う。唯一の欠点は、北九州からはとにかく遠いこと。でも年に1、2回程度なら歩いてもいいかも。

 とあれこれと考えているうちに八ツ滝を過ぎ、

御前岳・釈迦岳

 「杣(そま)の大吊り橋」(全長150m、全幅1.2m、最大高50m)に立ち寄り、ちょっとしたスリルを楽しむ。見下ろすとかなりの高さだ。

御前岳・釈迦岳

 15時39分、出発地点の渓流公園に到着。休憩時間を含め約6時間の山行であった。

 帰路は「八女黒木大藤まつり」に訪れた車で大渋滞。広川I.C.までノロノロ運転が続き、運転手はさぞかし大変だったろう。お疲れ様でした。

御前岳・釈迦岳 大藤まつり

 新緑の山を心ゆくまで堪能させてもらった小生は、大満足の一日だった。

 よろしければ他の山行記事もどうぞ。50歳から山歩きを始めたシニアの山歩きレポートです。お役に立つ情報があれば幸いです。

◆ 過去の山行レポートは、こちら カテゴリー「山行記録」関連記事へのリンク

◆ 御前岳・釈迦岳の過去の記事は、こちら >御前岳~釈迦岳、福岡県最高峰を初めて歩く

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