山行記録

扇ヶ鼻~星生山、驚愕の人出を避けマイナールートで紅葉散策 (2)

投稿日:2020年11月4日 更新日:

 
星生山の紅葉

ガスの切れ間からかいま見える錦絵のような紅葉

 やっとガスが晴れ始め、星生山南西斜面に綾錦のような紅葉が姿を現してきた。さぁ、お楽しみはこれからだ。狙っていた紅葉ビューポイントを巡ることにしよう。

※ 前回の山行レポートはこちら >扇ヶ鼻~星生山、驚愕の人出を避けマイナールートで紅葉散策 (1)

※ 本稿は2020年10月24日の山行記録を、11月4日にアップしたものです。

星生山南西斜面の紅葉と山頂の大展望

星生山の紅葉

姿を現した星生山南西斜面の紅葉

 姿を現した星生山の紅葉は見事なものだ。自分の足でここまで歩いた者だけが目にすることのできる、極上の美。眺めて飽きることがない。 

 扇ヶ鼻分岐からは西千里浜を久住山に向け直進し、途中で左をとり星生山への直登路に取り付くことにした。左手の星生山の紅葉を楽しみながら、正面の久住山の姿を遠望して歩きたかったからだ。

星生山の紅葉

進路の左側は星生山の紅葉

久住山

進路正面には久住山の秀麗な姿

 青空の下、何とも贅沢な眺望を堪能しつつゆっくり歩を進める。つい先ほどの凍えるような寒さなどウソのようなのどかさだ。思わず鼻唄が出そうである。

久住山を遠望する

 星生山への直登路に取り付き、100m超の登りで汗を流す。山頂直下では霧氷や氷結した岩が姿を見せ、今朝の冷え込みを想起させる。

岩にできた霧氷

星生山頂直下の岩にできた霧氷。今朝の冷え込みがうかがえる。

 一汗かいて星生山頂着が、10時53分。既に20名程度の登山者が思い思いに展望を楽しんでいる。硫黄山の噴煙の向こうに三俣山、平治岳、大船山の稜線がくっきりと見える。

 今日のランチはここにするか、と風の当たらない岩場に腰を降ろし、カップ麺をすすり込み、握り飯をほおばる。あぁ、幸せである。これだから山はやめられない。

星生山頂からの眺望

 1時間近くランチを楽しみ、第2の紅葉ポイント・扇ヶ鼻(から臨む肥前ヶ城)を目指すことにする。その前のお楽しみは、星生山の南西方向に延びる尾根にできた紅葉トンネル。あの尾根を覆い尽くす紅葉の中を突っ切るのだ。

 

星生山の紅葉

星生山南西に延びる尾根。その向こうはこれから登り返す扇ヶ鼻。

星生山の紅葉

まもなく紅葉に覆われた尾根に突入だ。

 紅葉トンネル内では、陽光を受けたドウダンツツジが真っ赤に燃えている。

紅葉

 周囲の空気まで赤く染め上げるようなドウダンの群生、その枝をかき分けながら尾根を下っていく。

紅葉

 

肥前ヶ城、懸崖を赤く染める紅葉の滝

 
肥前ヶ城の紅葉

肥前ヶ城を赤く染める紅葉の滝

 「すごいですねぇ!」、「いいっすね!」
 肥前ヶ城の大絶壁を前にしたB氏とN氏の歓声である。この絶景を見るのは初めてとのこと。

 ドウダンツツジが真っ赤に絶壁を染め、まるで紅葉の滝が流れ落ちるような大迫力だ。10年ほど前に初めてこの光景を目にした小生も、あまりの迫力に圧倒され「凄い!」としか言葉が出なかった。
 肥前ヶ城の紅葉

 大絶壁から視線を上げると、そこにはくじゅう連山の盟主久住山が秀麗な三角形の姿でそそり立ち、その左に九州本土最高峰の中岳や天狗ヶ城が控え、遙か右前方には祖母・傾の稜線が目に入る。この眺望はいつまで眺めていても飽きることがない。実に壮観である。

肥前ヶ城の紅葉

肥前ヶ城の紅葉の大絶壁と久住山の雄姿、たまらん‥‥。

 テンションが上がったB氏ならずとも、蒼穹を背景にこんなポーズをとりたくなろうというもの。

扇ヶ鼻でポーズ

 幸いなことに(?)この紅葉ポイントを知る者は少ないようで、この日も7、8名の登山者の独占状態であった。肥前ヶ城の紅葉このままずっと眺めていたいのだが、次の紅葉ポイントが待っている。扇ヶ鼻から往路を下るとしようか。

扇ヶ鼻山頂

 次なる紅葉ポイントは、扇ヶ鼻南斜面を仰ぎ見る草台地である。

 

◆ 本記事の続きは、こちら >扇ヶ鼻~星生山、驚愕の人出を避けマイナールートで紅葉散策 (3)

よろしければ他の山行記事もどうぞ。50歳から山歩きを始めたシニアの体験記です。
お役に立つ情報があれば幸いです。
◆ 過去の山行レポートは、こちら カテゴリー「山行記録」関連記事へのリンク

 

-山行記録
-, , , ,

執筆者:


  1. […] ◆ 本記事の続きは、こちら >扇ヶ鼻~星生山、驚愕の人出を避けマイナールートで紅葉散策 (2) […]

  2. […] ※ 前回の山行レポートはこちら >扇ヶ鼻~星生山、驚愕の人出を避けマイナールートで紅葉散策 (2) […]

関連記事

一番水から佐渡窪まで、紅葉に包まれ日だまりハイク

 テント泊山行2日目は、来年の山行計画立案のための下見。主な下見予定地は、南登山口、沢水(そうみ)キャンプ場、一番水登山口、そして各登山口までのアクセスルートの確認である

三俣山のモルゲンロート

坊がつるでテント泊‥‥酷暑の中、三俣山南峰直登ルートに挑む (2)

※ 本稿は2018年7月15日の山行記録を、8月2日にアップしたものです。 目次1 三俣山南峰(1743m)直登ルートに挑む2 取り付きから南峰山頂まで3 南峰直下の分岐で道を間違え、GPSソフトに助 …

三俣山南峰直下降ルートの容赦のなさ

三俣山、南峰直登ルートの容赦のなさ

 くじゅう連山三俣山のリンドウの花を見たくなった。ついでに、南峰から坊がつるへと至る直登ルートを下ってみることにした。結果は‥‥、へろへろ状態である。

初詣でを兼ねて英彦山へ

 今年の登り初めは、初詣でがてら英彦山(ひこさん・1199m)とした。あわよくば雪景色が楽しめるかと思ったが、あいにく予報は雨のち晴れ。山友らと新年のあいさつを済ませ、小雨降る中を総勢4名で英彦山に向かった。

三郡山~宝満山周回、下見山行に出かける

 所属している「アタック山の会」の2月定例山行は、三郡山~宝満山縦走の予定である。今回はその下見を兼ね、未踏の頭巾山(とっきんやま・901m)ルートを登ることにした。


管理人の “がしん” です。
2018年3月にリタイヤしました。
このサイトは、シニアライフを楽しく生きるためのあれこれと、子や孫に語り伝えておきたい「人、もの、コト」の保管庫です。

もっと詳しいことが知りたい方は、こちらをどうぞ。

【好きなこと】旅行、山歩き、映画鑑賞、読書、酒…
【好きな言葉】「着眼大局、着手小局」
【家族】妻と二人暮らし。子2人、孫3人

  • 120499総閲覧数:
  • 5090月別閲覧数:
  • 78316総訪問者数:
  • 3030月別訪問者数:
  • 2019年1月24日カウント開始日:
2021年7月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031