山行記録

足立~戸ノ上縦走、頑張った自分にご褒美

投稿日:2019年3月13日 更新日:

縦走のご褒美は「角打ち」、いそいそと酒屋へ向かう

※ 本稿は2019年3月2日の山行記録を、3月13日にアップしたものです。 

 寒さもゆるみ、春の気配が感じられるようになった。ぼちぼち夏山遠征に備えたトレーニングを開始せねばなるまい。行けるかどうか分からないが、チャンスがあればいつでも飛び出せるよう、体力だけはつけておきたい。

 ということで、手始めに地元北九州の足立山(597.8m)から戸ノ上山(517.8m)までの「企救(きく)自然歩道」を歩くことにした。縦走後の「ご褒美」として、入浴と酒屋での「角打ち」をセットすれば、楽しみが増すというもの。

 ご褒美につられてか、山仲間のB氏とN氏も参加するということである。

 

今回のお題とコース 

今回の山行のお題は

  1. 夏山遠征トレーニングを始めるきっかけとする。

  2. 縦走を頑張った自分へのご褒美に、銭湯+角打ちでミニ打ち上げを行う。

◆コース及び活動概要
※ 山行軌跡図はYAMAPによるもの。

08:51 足立公園赤松林駐車場~09:32-09:49 小文字山(366m)~10:45-10:58 足立山(597.8m)~12:50 大台ヶ原~13:10-13:59 戸ノ上山(517.8m)~14:41 寺内登山口

参加メンバー:3名(B氏、N氏、がしん)

活動時間(含む休憩時間) 5時間50分
活動距離 11.38km
高低差 554m
累積標高上り/下り 1,335m/1,334m
カロリー 2,925kcal

 

PM2.5でよどんだ空の下、粛々(しゅくしゅく)と低山縦走 

 夏山トレーニングのスタートということもあり、水を詰めたペットボトル(2リットル)1本をザックに忍ばせる。申し訳程度の加重だが、「気は心」である。

 足立公園赤松林駐車場で集合し、そのまま「遊びの広場~森のプロムナード~小文字山」へと続く道を歩く。この道は傾斜もゆるく、ゆっくり登っていけるので、ウォーミングアップにぴったりなのだ。

 「森のプロムナード」終点広場奥から、小文字山へと至る本格的な登山道へ足を踏み入れる。

足立山 森のプロムナード終点

森のプロムナード終点広場、突き当たりの階段が登山道になる。

 足立山から戸ノ上山へ縦走する折りには、できるだけ小文字山を経由するコースを選ぶことにしている。小文字山は300m余りの低山だが、ここから眺める市内の展望が素晴らしいからだ。関門海峡から小倉の中心部への街並み、皿倉山から福智山にいたる山並みを眺めて、一息入れるのがお決まりなのである。

 しかし、この日は悲惨だった。どんよりとよどんだ大気に覆い尽くされ、眺望がかすんでしまっている。どうやらPM2.5のせいのようだ。

小文字山からの展望

 その1時間後に足立山頂に到着した時は、さらに悲惨であった。まるで展望が利かないのだ。ぼんやりかすんだ市街地の展望を前に、肩を落とすのみであった。

PM2.5がかすんだ展望

足立山頂からの展望。これほどの視界の悪さはあまり見たことがない。

 足立~戸ノ上の縦走路は、何度もアップダウンを繰り返しつつ樹林帯の中を黙々と歩く、あまり面白みのない道が大部分である。

 この縦走路の良さを挙げるとすれば、なんと言っても市街地に近く気軽にミニ縦走が楽しめる利便性。次に小文字山、足立山、戸ノ上山の頂から望める展望と、広々とした大台ヶ原からの絶景であろう。大台ヶ原からの眺めを期待しながら、縦走路を粛々と進んでいくことにする。

足立山

足立山からの下りの登山道、傾斜は意外と急である。

足立山~戸ノ上山縦走

休憩しながら、歩いてきた山並みを顧みる。

大台ヶ原

大台ヶ原に続く縦走路。両側にササ原が広がる。

 大台ヶ原が近づくと、両側はササ原に変わり、空が低くなる。戸ノ上山の山容も目に入ってくる。

 周囲をササに覆われた広々とした大台ヶ原に着いたのが、12時50分頃。視界が悪いため休憩もせず、そのまま戸ノ上山を目ざす。

大台ヶ原

 13時10分、戸ノ上山頂に到着。眼下に見えるのが関門海峡。晴天であれば、行き交う船を眺めながらのランチを楽しめるのだが‥‥。

戸ノ上山

 戸ノ上山を下山中に、補修を終えたばかりと思われる登山道を数ヶ所見つけた。整備に当たってくださった方々に感謝である。それでも、次の写真のようにまだ崩落したままの箇所も残っている。昨年の台風の影響だろうか。

戸ノ上山

 14時41分、寺内(じない)登山口に到着。休憩も含め約6時間の縦走であった。

 

お湯と角打ちでミニ打ち上げ

 無事に縦走を終えたら、さっそくご褒美である。JR門司駅近くの「やなぎ湯」で入浴する予定だったが、戸ノ上山頂で電話を入れると「現在休業中」とのこと。やむなく、門司駅から西へ800mほどのスーパー銭湯「楽の湯」まで、足をのばすことにする。

楽の湯

 重いザックを背負って往復1.6kmを歩くのはしんどいが、「この歩きもトレーニング、入浴後にビールが待ってます」と言われれば、何とか歩けるものである。

 楽の湯の「眺望露天風呂」で炭酸泉、陶器風呂、仰向けに寝て入浴できる「うたたねの湯」等で足の疲れをいやし、ゆっくりくつろぐ。

 さて、本日の角打ち場所は、北九州市門司区柳町の「有次酒店」。門司駅から徒歩5分余りの場所に位置し、「立呑コーナー」と書かれた日よけの下にのれんが下がっている。中に入ると、10名程度が立ち吞みできるカウンターが奥まで続き、既に数名が盛り上がっている様子。

有次酒店

 まずは、地元サッポロ・ビールで乾杯! 縦走の疲れと風呂上がりの心地よさもあってか、五臓六腑にしみ渡る。この後は、キレが抜群の辛口純米「船中八策」(高知県)、淡麗辛口の「大山(おおやま・山形県)」と名だたる銘酒を楽しむ。

 つまみは、せせりの炒め物から始まり、湯豆腐へと続く。若松の「丸窓天ぷら店」のふわふわモチモチの丸天まであるではないか。

 店の許可はとっていないので、店内の撮影はしていないが、ここはなかなかグッド。角打ち評論家のN氏も「ここは、雰囲気がいいっすねぇ」とご満悦のご様子。

 最後は「黒霧島EX」なるスペシャル焼酎のお湯割りで締め、ほろ酔い加減でJR門司駅に向かう。道すがら「この角打ちが待っているのなら、また縦走に来てもいいですね」との声。同感である。

JR門司駅 土曜日の夜とあって、ほとんど人影のないホームでベンチに座っていると、まぶたがくっつきそうになる。その後、どうやって自宅に戻ったか、あまり覚えていない。 

 今日も楽しい山歩きができて、幸せな一日だった。有り難い、有り難い。

 

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