山行記録

猟師山、「森の貴婦人」オオヤマレンゲに会いに行く。

投稿日:2019年6月24日 更新日:

 
猟師山のオオヤマレンゲ

「森の貴婦人」オオヤマレンゲ

※ 本稿は2019年6月20日の山行記録を、6月24 日にアップしたものです。

 いつも拝見しているサイト「ようこそ九重連山へ」の6月16日付記事で、猟師山のオオヤマレンゲが紹介されていた。花のピークはもう少し続くようである。その清楚で上品なたたずまいを眺めているうちに、無性に会いたくなってきた。

 

コースと活動概要

◆コース及び活動概要
※ 山行軌跡図はYAMAPによるもの。猟師山

08:54 九重森林公園スキー場駐車場~猟師山登山口~(うさぎコース)~林道出合~ 10:23-10:26 猟師岳(1,423m)~分岐~ 11:01-11:18 合頭山(1,384m)~分岐~ 11:34 合頭山登山口~(車道歩き)~ 11:52-12:17 牧ノ戸峠~(九州自然歩道)~ 13:10 長者原

※ 花の撮影時間が長かったため、所要時間は参考になりません。

参加メンバー:単独

活動時間(含む休憩時間) 4時間19分
活動距離 9.1km
高低差 375m
累積標高 上り/下り 676m/785m
消費カロリー 1,792kcal

 

「カミさん温泉、ワシは山」を前日午後に決定

 オオヤマレンゲの通称は、「森の貴婦人」。これまで祖母山や英彦山で見たことはあるが、猟師山のは未見である。最近はネットでつとに知られるようになり、週末は登山客で大混雑の日もあると聞く。

 一度見たいと思い始めるともう抑制が利かない。恥ずかしながら小さな子どもと一緒である。カミさんを誘ってみると、温泉に入れるのなら(登山口まで)同行してもよいとのこと。

 幸いすぐ近くの筋湯温泉うたせ大浴場は、午前6時から営業している。これで下山口の長者原へ車を回してもらえるめどが立つ。前日午後に話がまとまり、急きょ猟師山のオオヤマレンゲ観賞山行が可能となった次第。

 午前5時30分に北九州を出発し、九重森林公園スキー場着が8時30分。平日とあって、登山客らしき車は数台のみ。

九重森林公園スキー場

 準備を整えゲレンデに向かうと、先行するシニアのグループが目に入る。目的は同じとみた。

九重森林公園スキー場

 第1リフト終点から、目の前の第3リフトの乗口に向かって進む。

九重森林公園スキー場

 右前方に「猟師岳・シャクナゲ谷」の道標が立っている。

猟師山

 気持ちの良い自然林の道をしばらく進むと分岐が現れる。地図では、どちらに進んでも先で合流するようだ。右の「うさぎコース」を進むと、すぐに林道に出合う。

猟師山

 

森の貴婦人との逢瀬を楽しむ

 林道で汗を拭っていると、人の声が聞こえてくる。声の方に進んで行くとオオヤマレンゲ発見! 初々しい純白のつぼみが、かすかな風に揺れている。

猟師山のオオヤマレンゲ 株の周囲では数名の登山客が、何枚も何枚もシャッターを切っている。待ちわびた森の貴婦人は、かぐわしい芳香を放ち静かにたたずんでいた。

猟師山のオオヤマレンゲ

 いくら見ても見飽きない、上品で清楚な姿は、ため息が出そうなくらい美しい。

猟師山のオオヤマレンゲ

 ミヤマキリシマが咲くこの時期に、ここでオオヤマレンゲを見られるとは、くじゅうを訪れる楽しみが一つ増えたというもの。

猟師山のオオヤマレンゲ

 どことなく愁いを帯びたような表情の花も‥‥。たまらん!

猟師山のオオヤマレンゲ

 何度も撮影に訪れるという人によれば、近頃はオオヤマレンゲを見る団体も増え、登山道の離合が大変だとか。おまけに撮影ポジションの争奪戦(?)まで起こりそうな気配らしい。

 「今日は、人が少なくていいですなぁ。この数年は、人が多くてなかなか静かに花を見れんのですよ。」と愚痴ることしきり。

 こんな静かな環境で貴婦人との逢瀬を楽しめるなんて、まさに至福のひとときである。有り難い、有り難い。

 

猟師山から合頭山をミニ縦走

 オオヤマレンゲを満喫した後は、樹林帯と低灌木帯が交互に続く登山道をゆっくり登り、猟師山(岳)山頂へ。予想通り、誰もいない山頂を一人占め状態。

猟師山のオオヤマレンゲ この日のご褒美は、前夜から冷凍庫で凍らせておいたカルピス・ウォーター。ちょうどよい具合に溶けて、渇いた喉を潤してくれる。

カルピスウォーター

 猟師山から合頭山までの縦走路は、なかなか魅力的であった。前方にくじゅう連山の山並みが横たわり、右手には阿蘇が遠望できる。くじゅうと阿蘇の両方を楽しみながら歩を進める登山道は、草原の縦走路。思わず鼻唄が出そうな道がずっと続いている。

猟師山のオオヤマレンゲ

 道ばたに咲くアザミにも見とれてしまう。

猟師山のアザミ

 スキー場へもどる周回コースをとるのなら、ここから左折すればいいようだ。

猟師山

 この日はP.M.2.5のせいか展望はよくなかった。澄み渡った秋空の下であれば、素晴らしいミニ縦走ができそうな予感がする。

猟師山

 縦走路から見た合頭山登山口の駐車場。やまなみハイウェイが延びる左奥には、牧ノ戸登山口の建物が遠望できる。駐車場から牧ノ戸峠までは、徒歩10分余りであった。

合頭山

 牧ノ戸登山口で昼食をとり、その後九州自然歩道を下って、長者原でカミさんと待ち合わせ。筋湯温泉の様子を聞くと、飯田高原のさわやかな風に吹かれ11時過ぎまで昼寝と散策で過ごしたため、温泉はまだとのこと。

 それではということで、花山酔でゆっくりお湯につかり帰路につくことにした。楽しい一日に感謝である。

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