山行記録

扇ヶ鼻~星生山、驚愕の人出を避けマイナールートで紅葉散策 (1)

投稿日:2020年11月2日 更新日:

肥前ヶ城の南西懸崖を埋め尽くす紅葉

肥前ヶ城の南西大絶壁を赤く染め上げる紅葉

 10日以上もブログを更新していない。居住するパールマンション(仮称)の大規模修繕工事、その資料作成や業者との折衝に追われ、ブログを書くゆとりがなかったのだ。とは言え何とか時間をやりくりし、恒例の紅葉山行には出かけてきた。今回はそのレポートである。

 発表のタイミングを逸した感はあるが、自身の備忘禄としてアップしておきたい。

※ 本稿は2020年10月24日の山行記録を、11月2日にアップしたものです。

コースと活動概要 

◆コース及び活動概要
※ 山行軌跡図はYAMAPによるもの。山行軌跡図(扇ヶ鼻、星生山)

07:35 自由の森駐車場 ~ 07:42 瀬の本登山口 ~ 09:33-09:51 扇ヶ鼻 ~ 10:53-11:47 星生山 ~ 12:59-13:09 扇ヶ鼻 ~ 13:38-13:50 岩井川岳 ~ 14:54 瀬の本登山口 ~ 15:01 駐車場

参加メンバー:3名(B氏、N氏、がしん)

活動時間(含む休憩時間) 7時間26分(行動時間:5時間47分、休憩時間1時間38分)
活動距離 12.1km
累積標高上り/下り 982m/984m
カロリー 3,621kcal

 

紅葉のピーク、どこに駐車場を確保するか

紅葉

登山道を覆う紅葉が鮮やかだ

 毎年10月20日前後の週末は、山仲間と紅葉山行に出かけるのが恒例となっている。今年も10月24日、25日の両日にくじゅうに出かけることにした。

 くじゅう連山が紅葉のピークを迎えるこの時期、押し寄せる登山者の数は半端ではなく、駐車場を探して右往左往するのは避けたい。1週間前、吉部登山口を埋め尽くす車を見聞した(その時の記事はこちら)身としては、確実に駐車でき、静かな山行が期待できそうなルートはないかと頭をひねっていた。

 既に三俣山の大鍋・小鍋、大船山・御池がピークを終えたこの時期は、黒岳か、星生山の南西斜面、肥前ヶ城西部の懸崖、そして噂に聞く扇ヶ鼻の南斜面、これらが見ごろを迎えているはずだ。

 駐車場が確保でき、できるだけ多くの紅葉スポットを楽しめるコースをということで、今回は瀬の本登山口から扇ヶ鼻を経て、星生山をめざすルートを選択することにした。

瀬の本登山口駐車場

瀬の本の自由の森駐車場。予想通り楽に駐車できた。

 午前4時30分に北九州市を出発。長者原着が7時頃。当然のように駐車場はびっしりと車で埋め尽くされている。大曲に近づくにつれ路肩駐車の車が並び、登山口をめざす人々の姿が目につく。

 牧の戸登山口に近づくと、路肩の少しでも駐車可能なスペースは車で埋まっている。ちなみに岩井川岳で出合ったご婦人方は、「午前4時過ぎなら、何とか駐めることができました」とのこと。いったい何時に自宅を出たのだろうか。

 牧の戸峠からさらに10分ほど熊本県側に下った瀬の本登山口駐車場は、予想通り先着の車が7~8台だけ。静かでのんびりした雰囲気は、いささか拍子抜けするほどだった。

※ この駐車場にはトイレは設置されていないので、要注意!

 

瀬の本登山口から扇ヶ鼻へ

 瀬の本登山口は、駐車場から牧の戸方面に向け5分ほど戻った所の、右手にある未舗装林道がその入口となる。

瀬の本登山口

 登山口には「危険箇所あり」の掲示はあるが、通行禁止の指示は出されていない。

瀬の本登山口

瀬の本登山口

 未舗装林道を30分ほど進むと、道標がないY字の分岐が現れる。右に続く林道を進みそうになるが、左前方に進む山道を選択する。ピンクのテープが目印である。

瀬の本登山道分岐

Y字分岐のピンク色テープ。ここから林道を離れ、左の登山道に入る。

 分岐を過ぎて約10分で急登に変わり、汗が滴り落ちてくる。

扇ヶ鼻登山道

 気がつくと、いつの間にか周囲はアセビの森に変わっている。これほど大きなアセビの木はあまり見たことがない。ふかふかの落葉を踏みしめ、さらに歩を進めていく。

扇ヶ鼻登山道のアセビのトンネル

 アセビの森を抜けると、道はゆるやかになってくる。この頃からガスが発生し、周囲の眺望はほとんど利かなくなる。

扇ヶ鼻登山道

 「あっ、ミヤマキリシマ!」と叫ぶB氏の指さす先を見ると、季節外れのピンクの花が数輪。この南斜面、よほど日当たりがいいのだろう。

扇ヶ鼻登山道のミヤマキリシマ

 ガスで視界は利かないが、足元には鮮やかな紅葉のじゅうたん。

登山道の紅葉

 見上げると、見事な彩りの木々がそこここに‥‥。

扇ヶ鼻の紅葉

 「天気さえ回復してくれたら、最高なんだがねぇ」と、何度もつぶやきながら山頂をめざす。

扇ヶ鼻登山道

 あれが扇ヶ鼻の山頂だろうか? 吹き付ける風が強く、体温が急激に低下してくる。動くのを止めると、すぐに凍えてしまいそうだ。

ガスに覆われた扇ヶ鼻山頂

 午前9時33分、扇ヶ鼻山頂着。登山口から約2時間かかったことになる。

 山頂は数名の登山者がいるのみ。阿蘇五岳や祖母・傾の大展望を期待していたのだが、ただただ茫洋とした真っ白な空間が広がるのみ。

扇ヶ鼻山頂

 山頂にじっとしていると凍結(?)してしまいそうになる。まずは本日の第一紅葉ポイント、星生山南西斜面をめざすことにしよう。扇ヶ鼻分岐が近づくにつれ、次第にガスが切れ始め、鮮やかに染まった錦繍の絶景が見え隠れし始める。
 「いいぞ、いいぞ。」思わず、喜びにあふれた声が出てくる。

星生山北西斜面の紅葉

ガスが切れ始め、姿を現した星生山北西斜面の紅葉。

 

◆ 本記事の続きは、こちら >扇ヶ鼻~星生山、驚愕の人出を避けマイナールートで紅葉散策 (2)

よろしければ他の山行記事もどうぞ。50歳から山歩きを始めたシニアの体験記です。
お役に立つ情報があれば幸いです。
◆ 過去の山行レポートは、こちら カテゴリー「山行記録」関連記事へのリンク

 

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