11月5日(金)午前5時に起床。昨晩は8時前に布団に倒れ込んだので、9時間以上眠っていたようだ。
宿は24時間入浴可能ということもあり、さっそく湯船にどっぷりと浸かり朝風呂を楽しむ。極楽である。
6時30分に朝食、ご飯2膳をたいらげる。外をのぞくと秋晴れの晴天、こんな日の山歩きは楽しいに決まっている。
今日は三俣山の紅葉をゆったりと楽しむとしよう。
※ 本稿は2021年11月5日の山行記録を、11月9日にアップしたものです。
コースと活動概要
◆コース及び活動概要
※ 山行軌跡図はYAMAPによるもの(クリックすると拡大されます)。
0748 大曲登山口 ~ 0853 スガモリ越 ~ 0927 三俣山西峰 ~ 0952 Ⅳ峰 ~ 1004 南峰 ~ 1116 北峰 ~ 鞍部(昼食)~ 1220 本峰(1744.7m) ~ 1305 スガモリ越 ~ 1353 大曲登山口
※ 参加メンバー:1名(がしん)
活動時間(含む休憩時間) | 6時間5分 |
活動距離 | 7.2km |
累積標高上り/下り | 818m/817m |
カロリー | 3,127kcal |
※ のんびり展望を楽しみ、写真を撮影したため、活動時間は参考になりません。
写真中心の山行メモ
三俣山Ⅳ峰で会ったおじさん曰く、「今年(の紅葉)はさっぱりや!」と。
お鉢巡りを終えた男性にお鉢の色づきを尋ねると、「まぁ、それなりですね」と冷めたような口調。
小生の紅葉評価は60点というところか。全体的にくすんだ色彩で、葉が色づく前に枯れ落ちてしまった感がある。まぁ、こんな年もあるさ。
7時48分、昨日と同じく大曲登山口から入山。
硫黄山道路に出ると、まばゆいほどの朝日が登路を照らし始める。予報通りの秋晴れの一日となりそうだ。
8時53分、スガモリ越着。昨日ここでガスに覆われ、寒さに震えていたのが嘘のようである。
気分が高揚してきたので、控えめながら鐘を鳴らしてみた。
スガモリ越から仰ぐ三俣山西峰、雲ひとつない秋晴れの空。こうでなくちゃぁ。
次の画像は、西峰から望む本峰、Ⅳ峰、南峰の山容。
長男の嫁が「九州の山は丸っこいですね」と言っていたことをふと思い出す(彼女は生まれも育ちも長野県松本市)。
本峰分岐から右をとり、Ⅳ峰を経て着いた南峰山頂。平日とあって登山者は数名、皆さん思い思いに展望を楽しんでいた。
坊がつるを見下ろすと、テントが数張り。大船山・段原あたりの色づきは、今いちというところ。
昨日大船山に登ったという男性が、「大船の紅葉もぱっとしなかったですよ」と語っていた。
今日は南峰から反時計回りにお鉢を巡ることにする。
例年は絶好のビューポイントとなる小鍋の懸崖もこの程度。
人生いろいろ、紅葉もいろいろ。こんな時は、少しでもプラスの材料を探すことだ。
例えば‥‥、陽光が当たると、美しいグラデーションを見せてくれる部分もあるじゃないか。
定点撮影ポイントの岩場、先月23日に比べればずいぶん色づいてきている。
北峰と本峰間の鞍部の紅葉。オレンジの色合いが見事だ。
よく探せば、すぐそばにも鮮やかな色彩があるじゃないか。
いいねぇ‥‥。しっかり目と心に焼き付けておきたい。
雄大な展望を楽しみながら、ランチをとる人たち‥‥。
北峰山頂直下の岩場で、おしゃべりに花を咲かせる女性2人組。
小生も好きな場所に腰を降ろし、弁当を広げるとしよう。
昼食を終え、本峰へ上がる急坂を登りきったのが、12時20分。もう一度大鍋を囲む懸崖の紅葉を目に収め、下山することにした。
復路は、50過ぎのご夫婦と言葉を交わしながらの下山であった。
年齢を尋ねられ「68歳です」と返すと、「自分たちもその年まで元気に山歩きがしたい」とおっしゃる。
まもなく69歳を迎える小生、お鉢巡りができる体力と気力が残っていることを感謝せねば、と改めて実感した。
今日も楽しい山歩きができたことに感謝である。有り難い、有り難い。
よろしければ他の山行記事もどうぞ。50歳から山歩きを始めたシニアの山歩きレポートです。お役に立つ情報があれば幸いです。
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