YAMAP等の山行レポートによれば、くじゅう連山の紅葉が見頃を迎えたようだ。先月(10月23日)三俣山を訪れた時は、わずかに色づいていた程度だったので、捲土重来を期して出かけてきた。
※ 本稿は2021年11月4日の山行記録を、11月8日にアップしたものです。
コースと活動概要
◆コース及び活動概要
※ 山行軌跡図はYAMAPによるもの(クリックすると拡大されます)。
1247 牧の戸峠 ~ 1315 沓掛山 ~ 扇ヶ鼻分岐 ~ 1425-1434 扇ヶ鼻 ~ 扇ヶ鼻分岐 ~ 1520 沓掛山 ~ 1546 牧ノ戸峠
※ 参加メンバー:1名(がしん)
活動時間(含む休憩時間) | 3時間2分 |
活動距離 | 6.1km |
累積標高上り/下り | 484m/481m |
カロリー | 1,752kcal |
写真中心の山行メモ
自宅を午前5時に出発、長者原駐車場着が8時25分。指山は紅葉で色づいているが、その背後の三俣山はガスにすっぽりと覆われ、山容を確認することさえできない。
嫌な予感がするが、とりあえず大曲登山口に移動し、9時10分に入山。
硫黄山に近づくにつれ、ガスが濃くなり見通しが悪くなる。
登頂を諦めて下山する人の姿も定かではない。
10時10分、スガモリ峠着。10人ほどの登山者が、ガスが晴れるのを待っている。
休憩所内のベンチに腰を降ろし、小生も天候の回復を待つことにする。
フリース、ダウン、雨具まで着込んだが、強い風で体温を奪われ寒くてたまらない。ツェルトを持参しなかったことを後悔するも後の祭り。
熊本県から来たという隣の男性、寒さに耐え1時間以上ガスが晴れるのを待っていると言う。
小生も30分だけ待つと決め、熱いコーヒーで体を温めることにした。
30分後、天候の回復が見込めそうもないので、撤退を決定。「もう少し待つつもり」という男性に別れを告げ、登山口へ引き返す。
下山途中にツアーと覚しき団体さんと数組遭遇。皆さん、心なしが足取りが重いようである。
大曲から牧ノ戸峠登山口へ移動し、昼食を食べていると、ガスが切れ、空が少しずつ明るくなってきた。
この調子なら、星生山の北西斜面、肥前ヶ城の紅葉ぐらいは見ることができそうだ。
という訳で、12時47分に牧ノ戸峠登山口から再入山することに。
沓掛山への登路の木々もほどよく色づき、
登山道脇の斜面には、敷き詰められたかのような落葉。
三俣山を覆っていたガスも晴れ、
沓掛山から見下ろす登路の紅葉も、まぁまぁと言ったところか。
扇ヶ鼻分岐が近づくにつれ、星生山の北西斜面を彩る紅葉が視界に入るようになる。上空の雲が影を作るため、なかなかシャッターチャンスがつかめない。
今年は10月中旬まで30度近い気温が続いたせいか、紅葉の色づきがよくないようだ。葉が色づく前に、枯れ落ちているような感じがする。
楽しみにしていた肥前ヶ城の懸崖も、何かくすんだ感じである。
まぁ贅沢は言うまい。ガスが晴れ、紅葉を楽しみながら山歩きができただけ儲けものだ。
扇ヶ鼻(1,698m)山頂着が14時25分。
帰路は来た道をそのままピストンで牧ノ戸へ。
下山途中で天気予報を確認すると、明日は終日晴天とのこと。本日断念した三俣山に再度チャレンジすることを決定。
筋湯温泉の「ひとめ荘」に電話すると、宿泊可能とのこと。宿に直行し、すぐ温泉に飛び込み、ゆっくり疲れを癒やす。
夕食には食べきれないほどの料理が並び、思わずパチリ。調子に乗ってご飯3膳を完食し、8時前には早くも爆睡だった。
明日の三俣山、先月のリベンジを果たすとしよう。
よろしければ他の山行記事もどうぞ。50歳から山歩きを始めたシニアの山歩きレポートです。お役に立つ情報があれば幸いです。
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